風邪は軽いうちに葛根湯で治すようにしています。
大人になってからは、子供の頃のように何日も風邪で寝込むことは少なくなりましたが、それでも毎年1度は風邪をひいています。
私の場合、大抵のどの痛みから始まって熱が上がっていくことが多いのですが、1度だけ違った風邪のひき方をしたことがあります。
ある年の冬、なぜか乾いた咳が止まらなくなったのです。
この前日、仕事で外回りをしてかなり寒い思いをしたのがこの風邪の原因かなと思っています。
風邪かな?とは思ったのですが、不思議と熱はないし、体もだるくないのです。
咳以外は至って普通なので、マスクだけは着用して普段通り仕事をしていました。
1週間経っても咳は治まらず、その頃になってやっと熱が上がり始め、体もだるくなってきました。
すると一気に鼻水、頭痛、腹痛などの風邪の症状が一気に押し寄せてきたのです。
念のためインフルエンザかどうかの診断もしてもらいましたが、結果はインフルエンザは陰性でした。
ここからが大変で、ずっと体が重く、熱にうなされてしまいました。
咳が続いたのも災いしたのでしょう。
のどはガラガラになってくるし、心臓に負担が掛かるせいか体力を消耗していたのです。
風邪のだるさと共に、疲労感が溜まっていくような感じがしていました。
結局、風邪の完治までに2週間を要してしまいました。
完治までこんなに時間が掛かったのは、大人になって初めてです。
この苦い経験があるので、のどの痛みでも鼻水でも、ちょっと風邪の初期症状が出てきたなと思ったら、すぐに葛根湯を飲むようにしています。
葛根湯はドラッグストアで簡単に手に入るのでいいですね。
これまで何回か葛根湯を飲みましたが、いずれも次の日には風邪の症状は治まりました。
マスクやのど飴も外出時は必ず携帯しています。
人の多いところに行くと、風邪をひかないというのは難しい話ですから、出来るだけ軽いうちに葛根湯を使い風邪を治すように心がけています。
(新潟県 きりさん)